表彰式:受賞コメント・優秀賞

優秀賞・デザイン表現評価軸、技術評価軸

Kusudama

審査員祝辞:竹口 茂樹/株式会社博報堂アイ・スタジオ

審査の時は、本当にたくさんの作品を見させていただきました。「使いやすいサイト」というものは、非常に重要なことですが、「使ってみよう」とか「使って、見てみよう」と思わせるデザイン表現もとても大切です。今回のKusudamaさんは、それがきちっとできていると思いました。

それを使ってみて、裏切らない技術的なバックボーンもよくできています。例えばプリント対応であるとか、細かいところまで「おもてなし」ができていることで、レシピサイトにふさわしい表現だと思いましたので、受賞されたのではないかと考えます。

これからも、ずっと更新されていくと思いますが、ステキなコンテンツを追加して行っていただきたいと思います。おめでとうございます。

受賞コメント:ストゥーパ様

Kusudamaは現在の形になるまでに、大変なことが色々ありましたが、今回このような結果をいただけて嬉しいです。 レシピを担当していただいたスタジオナッツさん、撮影を行っていただいたスタジオナッツ様、うちのスタッフ、ほか協力していただいた方々、ありがとうございました。

今回はデザイン評価軸、そして技術評価軸まで頂けて、すごく嬉しく思います。ありがとうございました。制作しているときは、喧嘩もしたし、泣いて、笑って...ここまでたどり着けて良かったと思います。

優秀賞・アイディア評価軸

ニッコールレンズポジショニングマップ

審査員祝辞:鈴木 祐巳/マイクロソフト株式会社

一眼レフカメラを買うと、当然レンズがたくさん欲しくなりますね。今回評価させていただいたサイトは、レンズを選ぶのに凄く適したサイトになっています。

レンズを選ぶと言っても、多くの条件があります。レンズの明るさや長さ、価格など、いろんな要素があり、これらを全部把握してレンズを選ぶことは、非常に難しい作業ですが、今回の見させていただいたサイトでは、一発で簡単に理解できるという、素晴らしいサイトになっていました。このアイデアはレンズを選択する。つまり、ビジネスにつながるという意味で素晴らしいと思って、評価させていただきました。

受賞コメント:株式会社ニコン イメージングジャパン様

お褒めの言葉をいただき、嬉しく思います。明日からまた頑張ろうというモチベーションになっています。

このサイトですが、「レンズにはまる」ということを"価格com"などでは、「レンズ沼にはまる」という、ファンならではの面白い表現がありますが、このサイトはまさに「レンズ沼にはまっていただくための、我々からの招待状」という気持ちで作ったコンテンツです。

このレンズに関するプロジェクトは、まだ道半ばです。今回はポジショニングマップということで、レンズの選び方をやりましたが、これからさらに写真を楽しんでいただくコンテンツを作って、皆さまの楽しい映像ライフに貢献できればと思っています。

最後になりますが、このコンテンツを制作していただいたビジネス・アーキテクツに感謝申し上げます。bA(ビジネス・アーキテクツ)の方は、サイト制作の最初の段階の、単なる私の「ヨタ話」と申しますか、自分の頭の中でまとまっていない段階からおつきあいいただきました。このコンテンツには63本もレンズがあります。私たち自身が、まだモヤモヤしている段階から、ひとつずつ丁寧に情報を構築していただき、期待以上に素晴らしいコンテンツに仕上げていただきました。ありがとうございました。

優秀賞・情報構造評価軸

パナソニック株式会社コーポレートサイト

審査員祝辞:坂本 貴史/ネットイヤーグループ株式会社

平均点が5.6ポイントという情報構造評価軸は、非常に難しい評価軸だったと思います。その中でパナソニックさんは7.1ポイントを獲得されたことで、優秀賞を受賞いただきました。

今回は松下電器産業さんから、パナソニックへの社名変更のタイミングに合わせてのことですので、我々も楽しみにしていたサイトでもあります。そうしたグループが一新されサイトの方もリニューアルされました。

情報構造には画面情報とサイト全体の構造という2つのポイントがあると思います。サイト見ていただければお分かりになると思いますが、ページの一番上に「総合商品一覧」というページへのリンクがあります。このページを見た時に私は圧巻しました。このページの内容はウェブ制作をするものだけの発想ではなかなか作ることができません。企業側のパナソニックさんのご協力がないとできないことだと思います。そうした膨大な情報をきちんと取りまとめたことが、高い評価ポイントとなりました。本当におめでとうございます。

受賞コメント:パナソニック株式会社様

いま、お話いただきましたように弊社は昨年の10月に松下電器産業株式会社からパナソニック株式会社に社名変更をし、さらにはナショナルというブランドを捨てて、全グループパナソニックというブランドに変更しました。

それまで企業サイトの、サイト構造やページデザインまでも含めた構造は、なかなか統一できませんでした。なぜならひとつの会社であるにも関わらず、ブランドも分かれています。それと、どこの企業さんもそうかもしれないですが、サイトのオーナーである各ページの担当者の想いや狙いやターゲット、もっと言えば趣味指向も全く違うので、それをまとめていくのは非常に難しいことなのです。ですが、今回「社名変更」という、我々にしてみれば、願ったり叶ったりと申しますか...一気にサイトを良くするチャンスが巡ってきました。そのチャンスを逃すことなく、今回ビジネス・アーキテクツさんにお願いして、時間が少ない状況での実施ということで、社名変更という御旗のもとに社内の反対派をけちらしながら(笑)、なんとか統一することができました。

現時点では「使いやすく、見やすい」サイトとして、パナソニックというブランドに生まれ変わったイメージを出せるものになったと思っています。今回客観的な目から評価いただいたことは非常に嬉しく思っています。

次は、グローバルがターゲットです。社内に目を移しますと、社内の敵以上に海外は融通が効かない場合があるかもしれませんが(笑)、今回の受賞を糧に、ますますグローバルパナソニックのブランド作りを続けていこうと思います。

優秀賞・ユーザビリティ評価軸

ソフトバンク株式会社コーポレートサイト

審査員祝辞:安田 英久/株式会社インプレスビジネスメディア

ソフトバンクさんはユーザビリティ評価軸での優秀賞の受賞なのですが、このコーポレートサイトは、ユーザビリティ以外「情報構造」も「アクセシビリティ」もかなり高い点数を取られています。ですので、ユーザビリティだけでなく全体的に良く出来ているという印象でした。

先ほどの優秀賞2作品の制作もビジネス・アーキテクツさんでしたので、正直(賞を)出しづらいとは思ったのですが(笑)、さすがだなと思ったのは、減点方式で審査をする場合に「こういう要素がうまく行っていないとダメだろう」と予想しながら見ていると、ちゃんと全部(要素を)揃えていたところでした。全体として非常によくできたサイトだと思います。

コーポレートサイトというものはキャンペーンサイトのような楽しさもありませんし、直接売上を得るためのものでもありません。にもかかわらずステークホルダーがたくさん存在する。株主向けの情報、リクルートの学生向けの情報、会社情報、社内の情報、プレス向けの情報...というたくさんの情報を持っており、そこを情報構造を保ちながら、アクセスしやすく、かつサイト内検索なども解りやすい作りになっていました。ソフトバンクさんというIT系の企業として、グループの中心になるサイトとして力を入れられて作られているという印象でした。

今回のこの受賞で「よかった、嬉しい」というのに加えて、ソフトバンクさんの社内で、今のウェブ担当者さんが、さらに認められて地位が高くなって、もっと色々出来るようになっていくといいんじゃないかなと思います。おめでとうございます。

受賞コメント:ビジネス・アーキテクツ株式会社様

お褒めの言葉をいただきまして、制作しました私ども一同嬉しく思っております。またこのような機会を与えてくださいましたソフトバンク株式会社ならびに関係者の皆さまに御礼申し上げます。

お話いただきました通り、ソフトバンクのコーポレートサイトとは言え、携帯電話・野球チーム・インフラ各種・インターネットのコンテンツまで含めまして、非常に大きなグループとなっておりますソフトバンクグループの総本山としての位置付けがあります。さらにグループ全体のIRサイトという側面も持っておりますので、非常に多くの情報を持っております。

多彩な事業を広げていく際に多数のグループ会社、多数の事業内容、それに伴って非常に幅広いお客様がいらっしゃるサイトとして、「どのようにあるべきか」ということを中心にリニューアルを進めてきました。

インターネット・ウェブ業界は日々革新してまいりますし、ソフトバンクさんも日々新しい変化を進めていく会社さんです。これからも変わらずにインターネット・ウェブの進歩に合わせてサイトを改善してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。

優秀賞・アクセシビリティ評価軸

山梨県ホームページ

審査員祝辞:清家 順/有限会社ユニバーサルワークス

今回のアワード応募全145作品は、さすがにこうしたアワードに応募するだけあって、非常にレベルの高いものでした。その中で「アクセシビリティ評価」として最高得点を獲得した「山梨県ホームページ」には、その理由があります。

普通、視覚的に多くの方がホームページをご覧になる際に「見えない情報」というのが隠されており、視覚障害者はそうした情報を機械(ホームページ読み上げソフト)を使って取得します。なかでも山梨県はFlashやPDFの中の情報にも配慮されており、そこが素晴らしかったと思います。
また視覚的な表現を高めていくと、どうしてもアクセシビリティを犠牲にしてしまいがちですが、そこを両立させる「アックゼロヨン」の意義にも合致したサイトであるとも言えます。

とかく自治体というと「横並び」と言いますか、ひとつ抜きに出たものに追い付くという傾向があるかと思いますが、今回全国の自治体の中で、山梨県が頭ひとつリードしたと言えます。ですので、山梨県はさらに上を目指し、他の自治体の底上げになるようなモデルケースになれば...と思います。

受賞コメント:山梨県様

行政にとって、インターネット、ウェブは行政サービスとして不可欠なものです。そんな中、47都道府県は競って、少しでも県民に「使いやすい」と認められたい思いで頑張っています。そういう意味で「ホームページの使いやすさ」という観点でのアワードで認めていただいたことを嬉しく思っています。

山梨県のホームページは5年ぶりにリニューアルしました。それまでは議会などでも「ダサイ、古い、遅い」とか言われて批判も多かったのですが、今回ユニバーサルデザインの観点で努力をしたことによって、アクセシビリティという評価軸で最も優れているという賞を頂いたことを重ねて嬉しく思っています。

制作して頂いたグローバルデザイン様にも大変感謝を申し上げるとともに、5000人近い職員が(CMSを使うことで)日々更新に携わっています。改めて職員とともに喜びを分かち合いたいと思っています。

山梨県は人口88万人の小さな県ですが、県民にとって「必要な情報を使いやすく」ということもありますが、観光など「優れもの」の情報発信もしていかなくてはならないので、そのあたりの工夫もサイトに反映しております。今後もサイト運営に努力を重ねていく所存ですが、なにせ自治体の事情により、今回のサイトの担当職員が4月からは別の部署に異動しました。それでも人材を確保しつつ、今回の賞を励みに頑張っていく所存です。